SEOライティングで気をつけるべきは、まず該当するキーワードを使い過ぎないという点です。そのキーワードでの検索で上位に表示されたいあまり、数を使い過ぎてしまうと逆に順位が下がる傾向があります。実際に試してみると分かりますが、そのキーワードのみを連呼したページを作ったとしても、上位どころか下位にも出てこないようなことになってしまいます。かと言って、少なくても上位になることは難しく、適度な数をページ全体に散りばめるのがポイントです。コンテンツとして1000文字程度のページであれば、3、4つ程度に留めておくといいでしょう。複数のキーワードを入れる場合もそれぞれそれくらいの数が適当です。
そして、そのキーワードに絡むワードも大切になります。検索エンジンで該当のキーワードと共に検索に利用されることの多い「第二検索語」と呼ばれるものがそれに当たり、こちらも適度な数を全体に散らすと効果的です。また、そのキーワードから連想されるワードも一緒に入れておくと尚SEOに効果があります。元のキーワードが“コンビニ”であれば、第二検索語としては“駅前”、“切手”などがよく使われ、更にそれらから連想して“駐輪場”や“ポスト”などといったワードが当てはまるという具合です。
また、近年のサーチエンジンの自動巡回ロボットは進化しており、文章的にきちんと意味を成しているか、キーワードに対して有益な内容といった点がSEOに大きく影響するようになりました。色々なキーワードこそ入れているものの、あまり意味のない文章を続けてしまっては検索順位は上がりません。つまり、そのキーワードでサイトに辿り着いた人にとって有益なコンテンツとして仕上げることが大切になり、それでこそ上位に表示されるに値するページやサイトだと言えるでしょう。
ページとしてのSEOを考えると、同一キーワードで検索が多いサイトからの被リンクやMETAタグの設定なども大事な要素になりますが、やはりライティング内容(=コンテンツとしての内容)が一番重要です。少しでも順位を上げる為に、是非ここで挙げたような点に注意したライティングを心掛けてみてください。